日中関係 2013 11 2

 2013年11月2日の時事通信社には、このようなニュースがありました。
「中国人留学生に感謝状、川から男児救助」
 9月16日午後5時ごろ、大阪市北区で、
小学4年の男子児童が淀川に転落した。
 淀川は、台風18号の影響で増水し、
男児は、濁流にのまれ約350メートル下流に流されたが、
通り掛かった中国人留学生の厳俊さんが飛び込み救助した。
 2人とも病院に運ばれたが、
厳さんは擦り傷程度で、男児にも大きなけがはないという。
 安倍首相は、中国人留学生の厳俊さんに感謝状を贈る。
政府が秋の褒章と併せて11月2日付で発表した。
授与式は、今月中旬に首相官邸で行われる。
(引用、以上)
 日中関係は、民間人レベルでは、問題ありませんが、
軍事レベルでは、大きな問題があるでしょう。
 これは何度書いていますが、
イラク戦争の時に、
「それは、ホワイトハウスが承知しているのか」というような問題が、
何度もありました。
 アメリカですら、文民統制が、このようなレベルですから、
ましてや中国においては、文民統制のレベルは、低いでしょう。
 どんなに優秀な政治家でも、
軍が巨大化してしまうと、もはやコントロールできない。
これは、歴史の鉄則です。
 しかし、民主主義国の場合は、
議会やマスコミが、政治家の文民統制を補強するのです。
 人民解放軍は、共産党指導部に対して、
基本的に「面従腹背」でしょう。
 兵士たちは、こう思っているでしょう。
「今の共産党指導部の人たちは、
軍功もなく、軍歴もなく、軍事に詳しいわけでもなく、
ただ威張っているだけだ」と。
 「軍人は、軍事しか知らない」と思ったら大きな間違いです。
優秀な軍人は、政治も経済も、よく理解しています。
当然、国民生活のことも、よく知っています。
 だからこそ、クーデターは起こるのです。
「自分たちの方が、政治家よりも優れている」


































































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